労働問題に役立つ保険のご紹介

 昨今の従業員の方の権利意識の高まりにより、ハラスメント問題をはじめとして、退職関係や残業代請求などについてご相談を受けることが増えてきました。

 従業員から企業がハラスメント問題や不当解雇などで請求をうけて紛争となった場合に、賠償金や弁護士費用などで数百万円単位の費用を要することも珍しくありません。

 そのような場合に、賠償金、弁護士費用などを負担してもらえる保険があります。雇用慣行賠償責任保険です。保険会社により一定の支払限度額や免責額などが設定される場合があるものの、かなりの範囲の支払いがカバーされますので、労働問題により会社が受ける損害をかなり限定的にすることが可能です。私も、この保険を利用したご依頼を受けることがありますが、かなりのケースで支払限度額内に支払額を抑えることができており、企業側の負担がないというケースは多いです。

 もちろん、保険料の負担はあるものの、経営者の方は、加入を検討される価値はあるものと思いますので、お付き合いのある損害保険代理店にお問い合わせされてはいかがでしょうか。

 取扱いのある保険代理人店をご紹介することも可能ですので、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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