業務改善助成金とは?
業務改善助成金は、中小企業・小規模事業者の生産性向上を支援し、事業場内で最も低い賃金
(事業場内最低賃金)の引上げを図るための制度です。
生産性向上のための設備投資やサービスの利用などを行い、事業場内最低賃金を一定額以上
引き上げた場合、その設備投資などにかかった費用の一部を助成してくれるというものです。
支給対象者
事業場内最低賃金 1,000 円未満の全国 47 都道府県に事業場を設置している中小企業・
小規模事業者。
※ これまでは、事業内最低賃金が800 円未満の中小企業・小規模事業者が対象でしたが、
今回から、 1,000 円未満の中小企業・小規模事業者と支給対象者が拡充されました。
支給上限額
50万円~200万円
対象用途(何に使えるのか)
生産性向上のための設備投資等にかかった費用
(使用例)
・在庫管理の短縮のためのPOSレジシステム導入
・送迎時間の短縮のためのリフト付き特殊車両の導入
・業務の効率化のためのインターネット受発注機能があるホームページの作成
・業務の効率化のための顧客・在庫・帳票管理システムの導入
・顧客回転率の向上のための専門家による業務フロー見直し
・業務の効率化のための人材育成・教育訓練
支給の要件
1.事業実施計画を策定すること
2.(1) 引上げ後の賃金額を支払うこと
(2) 生産性向上に資する機器・設備などを導入することにより業務改善を行い、その費用を
支払うこと
3.解雇、賃金引下げ等の不交付事由がないこと など
詳細は、お近くの専門家にお尋ねいただくか、下記サイトをご覧下さい。
http://www.mhlw.go.jp/gyomukaizen/ (「業務改善助成金特設サイト」で検索)